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Willow Pantsと言えばP-001。


これぞWillow Pantsと言えるパンツ。
ブランド立ち上がりと共に誕生し、代名詞的存在のP-001。
目にすると、まず飛び込むズドンとした極太シルエット。
ですが男らしさ、愛嬌、変わりがきかない感じと噛みしめると様々な発見がある品番でもあります。


Willow Pants P-001 (denim) – Indigo



僕の考える Willow Pantsの良さは、パンツがキッチリ主役を張れるところ。
スタイリングを組む時にまずパンツがあって、
そこからトップスや靴を選ぶ感じ。
決して合わせにくいという意味ではなく、パンツありきで他が決まっていく流れって中々ないんじゃないかなと。
まあ一般的な5Pパンツから比較すると、一癖、二癖ありますが、
それがこの品番で味わえる楽しさでもあります。




今期はバリっと濃紺のデニム。
着用者の個性でプレーンにも、個性的にも寄せていくことが出来る自由度の高い生地です。
スタイリング的にもふり幅が広いので、原点回帰的にも見てもらえますし、
エントリーピースとしてもお勧め出来ます。




何だか気になるなということでしたら、もしかするとステッチも関係しているかもしれません。
というの言うのも、先日展示会に伺った際、デザイナーPantherさんの一言が印象的です。
『デニムほどステッチが選べる素材はない』と。
確かに、その通り。
今品番はホワイトステッチで軽快さをを感じさせてくれますが、
デニムと同色にすると、たちまちサイレントに。
ブラウンやイエローではまた違った趣に映ります。
糸色のチョイスで全くの別物に仕上がる面白さは、デニムだからこそ。




あらためて P-001について。
前身頃はアメリカ軍のファティーグパンツを彷彿とさせるデザイン。
L字ポケットの直線的ラインとヒップのカーブライン、そのコントラストが魅力的です。
ワンタック仕様の為、ヒップのバランスがふっくらとするところも何だか可愛さも感じさせます。




肝とも言えるバックスタイル。
ブランドタグに、ハンガーループ。
そしてフロントのポケットに引っ付きそうなほど、外脇に配置されたバックポケット。
ヒップ中心部に余白が生まれ、オリジナリティのあるバックスタイルを作り出します。




またレングスに不安がございましたら、ご安心ください。
約5cmの極太幅のステッチも元通り縫えます。
お気軽にご相談ください。




大胆に見えるシルエットからはイメージしづらいかもしれませんが、
内部もお伝えしたい情報が盛り沢山。
ベルト裏はストライプ柄のスレキで切り替えられ、
各ボタン裏には補強の為、ヌメ革のレザーが噛ましています。
こういった着用者だけが知っているポイントも嬉しいところかと。
日々の着用から生まれる細かな変化も楽しんでください。




ちなみに裾を折り返すと、耳の色が異なる赤耳&白耳仕様。
気分の上るワンポイントかと思いますので、思い切ってロールアップしても良さそうです。

主観になりますが、P-001を穿きはじめるのに、
初夏からは非常にお勧めです。
Tシャツやサンダルと夏のアイテムと組み合わせることで、
パンツの持っている魅力を素直に味わっていただきやすいですし、
ライトアウターやカーディガン等軽めの羽織りで秋のイメージまでつなげやすいと思います。
普通のデニムパンツで満たされないなら、是非とも選択肢に加えてあげてください。


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