- UPDATE: 2023.2.25
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Vol.5095【Trojan Horse:BYRD】
昨年の12月に開催した『Trojan Horse』の受注会、
当店分にオーダーしていたBYRDも先日到着しました。
一般的なレザージャケットの困るポイントとして挙げられる、
着用期間の短さや肩が凝りそうな着心地に対してのアンサーとして別注したこちら。
レザーのハードな印象とカーディガンのリラックス感が混ざり合い、
デイリーに着ることが出来る1着に仕上がりました。
神戸にあるビスポークレザーメーカー『Trojan Horse』。
お客さん1人1人の体型を計測しピタリと合うレザージャケットを作製するメーカーに、
型から新たに起こしてもらったのが『BYRD』です。
今回使用されているのは丁寧に漉かれた国産ホースレザー。
しっとりとした手触りに鈍い光沢、しっかりと『革』を味わうことが出来ながらも、
とにかく軽く柔らかな着心地を実現しています。
このとっておきの素材に加えて、
ビスポークで培われた立体的なパターンも軽い着心地に繋がります。
ラグラン仕様と絶妙な袖の前振り具合によって、着用してみると驚くほど自然にフィット。
身体の周りが革に覆われているといったそれではなく、一体化している感覚です。
そしてインナー使いとしても前向きに着ることが出来るように、
アームは脇下まですっきり細身にデザイン。
テーラードジャケットの中にレザーを着るといった、
カーディガンタイプならではの楽しみ方も可能になりました。
ただしその分厚手のニットやスウェットの上から着るのは難しいので、
ハイゲージのニットカーディガンやアクリルカーディガンの様なイメージで
スタイリングを考えてみてください。
裏地はブラックペイズリー。
見えない場所に拘るのもファッションの楽しみです。
ちなみに裏地は若干の余裕を持たせて取り付けられており、
着用に合わせて革がある程度伸びる(身体に馴染む)ことも考慮されています。
この辺りの細かな配慮が、流石と言ったところでしょうか。
シャツとかっちり合わせるコーディネートも良いですが、
カーディガンのゆるさを活かして、カジュアルなカットソーを持って来るのもお勧めです。
モックネックと合わせて首元に変化を加えてみたり、パキッとした色物を持ってきたり。
レザーという憧れのある素材を、このモデルによって気軽に取り入れて欲しい。
そんな1枚です。
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