- UPDATE: 2021.11.22
- Shop
Vol.4716【飛騨の雪入道】
背景とそこに込められた人の想いを知ることで、愛着が湧く。
この小さな妖怪に秘められた気持ちも是非知っていただきたく思います。
豪雪の飛騨、この地に古くから残る伝承。
雪が降った翌朝には新雪の上に大きな凹みがあり、これは雪入道の足跡と言われていました。
目が一つ、口が一つの雪入道は夜明け前に姿を現し、子供たちに恐れられたとか。
この伝承を元に、飛騨で木を使った伝統的な物作りを行う奥井木工舎が制作。
冬に制作されていた木杓子から溢れた木材を有効に活用できないかと悩まれた末に考案されました。
特徴的な目玉と口もとは魔除けの効果を信じられている朱色で。
出来るだけ木本来の味わいを損なわぬようシンプルで最小限の絵付けに留められています。
恐れられる存在であるはずの雪入道が、どこか気の抜けた顔立ちと素朴な木材の風合いにより、
なんとも愛嬌のある不思議な雰囲気で仕上げられています。
手作業で削り出しから彩色までが施され、飛騨では馴染みあるホオノキという材木が利用されており、
美しい木目と人の手の温かみを同時に感じられる、工芸品としても素晴らしい逸品に。
特に何匹もの雪入道が集まっている姿は壮観。
お部屋のどこに置いてあげても、きっと暮らしを豊かにしてくれるはずです。
※コロナウィルスへの対策といたしまして、ご来店の際はなるべくマスクの着用をお願い致します。
また店内には消毒用のアルコールを設置しておりますので、ご自由にご利用ください。
【Event】
2021 Autumn Winter Stole Collection
【Roots】
【Roots】
【New Arrivals】