- UPDATE: 2020.4.30
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Vol.4239【Shoe Care】
ここまで家にいる時間が増えると、映画を観たり本を読んだり、新しい音楽を聴いてみたりと、
これまで時間がないと言って出来なかったことにも手を付けることが出来ます。
個人的にはこの間の休みの日、久しぶりに靴のケアをまとめてしてみました。
という訳で本日はシューケアについて。
もし下駄箱にたまった靴から目を背けている方がいれば、この機会にいかがでしょう。
今年の1月に購入したMOTOの『1632』。
あえてケアをせずに履き込んできたのですが、トゥ部分に細かなキズも増えてきたため今回手入れをすることに。
まずは靴紐を取っ払い、馬毛ブラシでホコリや細かな砂粒を落としていきます。
このときは力を入れてゴシゴシとするのではなく、一定方向に軽く払うイメージで。
硬い砂粒なんかが残っていると、この後のブラッシングの際に傷をつけてしまう原因にもなるので、
まんべんなく払ってあげてください。
続いてはリムーバー液を使って靴全体の汚れや余分な油分を落としていきます。
化粧を落とすクレンジングオイルの様なもので、クリームを入れる前に革をすっぴんの状態にしてあげます。
(落とすことなくひたすら化粧を重ね続けていくと、マズいことになりそうなのは想像がつくかと思います)
柔らかい布に液を沁み込ませて、しっかりと拭き取っていきましょう。
シューケアの工程の中でもかなり重要な部分なので、ここはきちんと丁寧に。
綺麗に拭き終わったらクリームを入れていきます。
クリームの量は片方につき小豆1粒分くらいを目安に。
1度のケアで革に浸透する量は決まっているので、つけ過ぎないことが大切です。
栄養素の高いものや光沢感が出るもの、細かなキズを目立たなくさせる補色効果のあるものなど、
仕上げたいイメージに合わせて使い分けるのもシューケアの楽しさの1つです。
クリームを塗り終われば、今度は豚毛ブラシで磨いていきます。
馬毛と違って硬さのある毛は、磨くことで摩擦熱が発生し、クリームの油分を溶かして革に綺麗に浸透させてくれます。
ここでは適度に力を入れながらブラッシングを行ってください。
磨いた個所に光沢が出る様子は、何度やってもテンションが上がります。
最後は柔らかい布で全体を優しく拭き、革に浸透し切らなかった余分なクリームを取り除きます。
履き口付近にクリームが残っていたりすると靴下が汚れてしまうこともあるので、
その辺りは気を付けて見ておいてください。
靴磨き、なかなか腰が重かったりしますが、いざこうして綺麗になった靴を見ると気持ちが良いものです。
今年のゴールデンウィークの予定に1つ、組み込んでみては。
明日5/1(Fri)は店休日となります。
翌5/2(Sat)より通常営業をさせていただきます。
尚、オンラインショップご注文への返信・発送に関しましては、5/1(Fri)の13時までは当日対応、
それ以降のご注文には、翌5/2(Sat)より対応させていただきます。
皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
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