- UPDATE: 2019.10.16
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Vol.4076【guepard Vol.1】
今週末の土曜日から開催となります、『guepard:Order Fair』。
本日はブランドについてご紹介させていただきます。
1920年代、禁酒法時代のアメリカにおいて、眼鏡が 『チーター』(盗み見る“チート”行為が由来)
と呼ばれていたことがあり、英語の「cheetah」をフランス語に置き換えたのが「guepard」となります。
1940~50年代、クオリティの高さで世界を大きくリードしていたフランス製のフレーム。
それらを扱う神戸のヴィンテージ眼鏡店『SPEAKEASY』の山村氏と、
札幌のヴィンテージ眼鏡店『Fre’quence』の柳原氏によるアイウェアコレクションです。
貴重なデッドストック眼鏡の1つ1つを、小さなネジに至るまでバラして分析し、
フレンチヴィンテージの持つ輝きを再現しています。
展開されているフレームカラーの中でも注目して頂きたいのが、こちらのべっ甲調のもの。
フランスらしさを感じていただくには、まずはここからです。
ポイントは正面から見たときと斜めから見たときの表情の違い。
光にかざすとゆれる琥珀色の輝きに、つい見惚れてしまいます。
1つ1つのディティールにも、拘りが詰まっています。
使用されているレンズは、裏面にのみコーティングが施された特別なもの。
これもヴィンテージの雰囲気を再現するためで、一見してすぐに気が付くものではないのですが、
決して手を抜かず出来る限りのことを詰め込んでいます。
(なんでも通常のレンズの4倍のコストがかかるそうです)
そしてそのレンズをはめ込むフレームの内側には、
『テレビジョンカット』と呼ばれる斜めの切れ込みが入っています。
これがあるのとないのとでは、正面から見たときの奥行きに明確な差が出ます。
そしてguepardが拘っているのはその切れ込みの角度。
ヴィンテージそのままの角度を再現するために、職人に何度も何度も説明して形にしました。
(今では入れるなら分かりやすく45度!といった風潮があるそうですが、guepardのものはとても微妙な角度で、
職人の方には中々理解されなかったそうです)
他にもフレームの場所によってエッジを効かせたり、
丁番のネジの止め方にも特殊な技術を用いていたりと、
とにかくこれでもかと情熱がこめられたアイウェアです。
またそこまで作り込まれたものがこの価格でお届けできるということにも、
guepardの努力を感じてください。
イベントは5日間。
楽しみにしておいてください。
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Philbert Poseyesva:Band Ring – 19号 / 29,150 YEN
Philbert Poseyesva:Band Ring – 21号 / 29,150 YEN
Philbert Poseyesva:Band Ring – 23号 / 29,150 YEN