- UPDATE: 2019.7.2
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Vol.3987【Indian Jewelry:Hopi Overlay Rings】
本日【Roots】を更新しました。
ショップブログと並行してアーティスト毎にジュエリーを紹介していきますので、
宜しければ併せてチェックしてみてください。
またOnline Shopのイベント特設ページも更新しております。こちらもぜひご覧ください。
今週末から始まるインディアンジュエリーフェアー。
気にしてくださっている方も多くいらっしゃるかと思います。
イベント期間中は800を超えるジュエリーが店頭に並ぶので、
ぜひその物量に圧倒されに来てください。
ですが例年、初めてジュエリーを選びに来たという方は、
多すぎてよく分からなくなってしまう場合も。
スタッフも一緒に選ばせていただくので、悩んだ際にはお気軽に声を掛けてください。
今回のブログではこの辺りはどうかなと思った、インディアンジュエリーの入り口として
お勧めのリングをいくつかご紹介します。
Indian Jewelry:Hopi Overlay Rings
これらはインディアンジュエリーを作る代表的な4大部族の1つ、
ホピ族のアーティストが制作したリングになります。
2枚のシルバーのうち1枚を『切り絵』の様に切り出し、
それをもう1枚のシルバーに貼り合わせてデザインを浮かび上がらせる『オーバーレイ』。
ホピ族の作品に多く見られる、伝統的な技法です。
また動物をモチーフにした作品が多いのも特徴で、
それぞれの動物にはきちんと意味が込められています。
こちらは「Lucion Koinva」というアーティストの作品。
中央には『父なる空からの伝達者』、イーグルが翼を広げて鎮座しています。
イーグルの羽根には大きな力が宿るとされ、
部族の中でも許された人物しか拾うことができないそうです。
ホピ族のベテラン、「Alvin Taylor」によって作られたリング。
彼の作品には生まれ育った土地の動植物が描かれることが多く、こちらも同様です。
端に見えているのはウサギ。多産や豊かさを象徴する動物であると同時に、
『脅威から逃れる』といった意味を持ちます。
またこのリングの反対サイドにはイーグルがウサギを追いかける形で描かれており、
さらにウサギが走る先には『知恵』の象徴であるコヨーテが待ち構えています。
小さなリングの中で自然界のストーリーが展開されている、面白い作品です。
最後は女性らしい柔らかなデザインが魅力的な、「Dorothy Kyasyousie」作のリング。
植物の中を進むのはウォーターバード。
生物にとって欠かすことの出来ない、『水』の場所へと導いてくれる生き物として大切にされています。
イベントで好みのデザインのジュエリーがあれば、
どういった意味合いのモチーフなのかも気にかけてみてください。
きっと更にインディアンジュエリーというものを、楽しく身に着けていただけるはずです。
【Event】
doo-bop Indian Jewelry Fair 2019
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