- UPDATE: 2019.1.31
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Vol.3858【AUBERGE:MARCELLO】
本日で1月も終わり。
2月は逃げる、3月は去ると言いますので、この冬もあっという間に感じるのでしょうか。
さて、昨晩ご紹介したAUBERGEのパーカーですが、早速の反応ありがとうございます。
実際に手に取っていただくと、このブランドの洋服が持つ熱量の違いを感じていただけるかと思います。
本日はパーカーと同生地を使用したパンツのご紹介です。
こちらも思わず唸ってしまう1本となっておりますので、お見逃しなく。
ややハイウエストが特長的な、イタリア軍のパンツをデザインソースとしたMARCELLO。
そこに艶感が美しい高密度のギャバジン生地を合わせました。
パーカーと同じカーキに加え、パンツではベージュカラーもセレクト。
こちらはトーンを変えたベージュの糸を縦糸と横糸に使用することで、表情豊かに仕上げられています。
さらっと普通ではないことをしているところに、AUBERGEらしさがあるのかもしれません。
ミリタリーパンツがベースですが、そこにダブルニーやスケールポケットなど、
ワークのディテールも盛り込まれています。
親しみを感じるデザインながらも、ジャンルを超えた遊び心ある洋服。
そこに宿る魅力がとてつもないのです。
ちなみにこのブランド、ネームタグ1つにも拘りが凝縮されています。
見慣れない形をしているのでデザイナーの小林氏にお伺いしたところ、
丁寧かつ熱量のこもった長文で解説していただきました。
以下がその内容の一部を抜粋したものです。
『AUBERGEのネームはココシャネル・オートクチュールネームがベースとなっております。
1958年から71年までの間に生産された物にこの形状のネームがございます。
このネーム、テープとして作った後、4角をハンドアイロンで折り、くの字の部分のみ手まつりで取り付けをいたします。
4方向織りがバイアス(ななめ)の地の目になるのでややぷっくりとして雰囲気があります。
斜めは絶対に機械では折れないので、いかにもオートクチュール感が出るネームとして、いずれこの手法を取り入れようと20代の頃から寝かせておりました。
AUBERGEは日本での究極フェティッシュな物作りを目指しておりますので、織りネームもこの位、一見普通だけど、おやっ??としたかった訳です。
ニットは手まつりで、その他はミシン付けですが、くの字以外を縫い残すシャネルの指示は守っております。』
隅から隅まで、出来ることは全てやったという洋服。震えます。
明日2/1(Fri)は誠に勝手ながら店休日となります。
翌2/2(Sat)より通常営業をさせていただきます。
尚、オンラインショップご注文への返信・発送に関しましては、2/1(Fri)の13時までは当日対応、
それ以降のご注文には、翌2/2(Sat)より対応させていただきます。
皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
【Roots】
【New Arrivals】
ayame:NEWOLD 2 – SUN – Crm×Dk.Grn / 35,640 YEN