- UPDATE: 2018.5.22
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Vol.3645【Needles Sportwear:Warm-up Short】
照りつける日差しの下、道端に倒れるウシガエルを横目にひたすらペダルを踏み込む。
滋賀に引っ越して来て1年、自転車での琵琶湖1周に行ってきました。
ご存知日本一の大きさを誇る湖「琵琶湖」。
1周約200km。時速20kmで走り続ければ10時間で終わるんだから大丈夫だろうと、
楽観的な考えで出発しました。
Needles Sportwear:Warm-up Short
家を出たのは午前7時30分。
事前の準備もろくにせず、Needles Sportwearのセットアップにサンダルという格好で自転車を進めます。
最初の20kmが過ぎたあたりで若干腰が痛くなってきましたが、もう1/10は終わったんだと
そこまで気にすることなく漕ぎ続けます。
さらに30kmほど進んだ彦根付近。何度も頭をよぎる、引き返そうかという考え。
ですが店のスタッフにも1周してくると言った手前、何とか思いとどまり再び足に力を込めます。
長浜を過ぎたあたりから景色が変わります。
進めども進めども、コンビニはおろか自販機すら見当たらない。
熱中症になったらどうしようという恐怖と共に、水分を求めてさまよう。
30度近い気温が身体を焦がします。
トンネルをくぐり抜け、ようやくたどり着いた湖の北側。
山々に囲まれた琵琶湖は美しく、透き通る水が疲れた心も潤してくれます。
この時点で出発から5時間が経過。
山麓の綺麗な自然に癒された後は気分よく進んでいましたが、高島市に入ると一転します。
進行方向に対し左側は琵琶湖、右側は広大な田畑。
確かに良い眺めなのですが、その景色が地平線の向こうまで続くとなると話は別です。
ひたすら同じ景色の中を漕ぎ続ける。進んでいるという感覚が無くなり、
加えて膝に痛みが出てきたこともあって、今回最も苦しい区間でした。
その後も色々とありましたが、出発から13時間が過ぎた午後8時40分、
無事帰宅することができました。
多くの発見があった琵琶湖1周。
長距離の自転車走行にも持ってこいなNeedlesのショーツは、やはり良いものです。
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Abbey:Shoe Horn P11 / 4,104 YEN