The Inoue Brothers…
僕自身、このブランドに触れたのがちょうど一年前。
アルパカという素材にそもそも馴染みがない。
ただ調べると、アルパカという生き物は高山地帯(3500–5000m)に生息するため、
その気候に対応する毛を身にまとっているとのこと。
加えて防臭機能も併せ持つと。
そんな高機能な天然繊維が実在するのかというのが第一印象。
で、実際に触るとふかふか。
The Inoue Brothers…の中でも、様々なアルパカが使用されていますので、
ぜひ直接目で、肌で違いを感じてください。
今回当店で扱うニットは、ロイヤルアルパカと、スリアルパカを使用したもの。
ロイヤルアルパカを使用したJaquard Crew Neck W Logo は、
繊維の細さが特徴的で、気にされる方の多い、
普通のウールにあるチクチク感が抑えめ。
それでいて、ウールの8倍の保温力があるとされています。
本当かな?と思う方は一度袖を通してみてください。
正直8倍あるのかどうかは分かりませんが、明確な温かさが感じられると思います。
また毛足のながいスリアルパカ。
こちらはフリースのようなビジュアルです。
ただ触ったいただくと分かるのですが、滑らかでサラサラ。
あと、獣毛ならではの油分を含んでいるからでしょうか。
化繊独特の乾いたカサカサ感がありません。
しばらく撫でていたいようなそんな手触りです。
ちょっと普通のウール素材に飽いてきたなという方にも、
この変わった風合いの素材感は新鮮に取り入れていただけます。
つらつら書いてきましたが、
The Inoue Brothers…に関しては、モノだけの判断で終わって欲しくない圧倒的な背景があります。
動画や書籍にて、その一部を知ることが出来ます。
兄弟の思考、現地の生産背景、歴史は僕らにとって遠くの存在かもしれません。
ですが、それを知る事、着用することできっといい方向に進みます。
モノづくりを通して、彼らを応援する。
僕も、The Inoue Brothers…のDNAを少しでも多く方に広められたらなと思います。
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