- UPDATE: 2023.5.10
- Roots
SO FUCK Records:Jolly Roger Onepiece
1950年代から60年代のフランスで作られた古いロザリオ
そこに度々現れるのが、ジョリー・ロジャーを模したスカルです
ロザリオ本体ではなく、その小さなアイコンに注目し
首元を彩るネックレスを作製しました
シンプルさの中に紛れ込んだ毒っ気のある金のスカルは
チャーミングな微笑みを浮かべて見つめてきます

オリジナルの素材は木とブロンズ
ですが小さなパーツでもきちんと主張があるよう
今回選択したのは10Kゴールド
ロザリオから型を取り、溶かした金を流し込んで生成したジョリー・ロジャー
それが繊細なシルバーチェーンに組み込まれることで
互いの魅力を引き立てる『違和感』に

ひと連なりのワンピース仕様であるということ
それがもう一つの拘ったポイントとなります
一周が70cmあるチェーンは流れるような動きで、サッと身に着けることが可能です
ライターの火を灯すときや腕時計に目をやるとき
あるいは胸ポケットから万年筆を取り出すときやメガネのずれを直すとき
そんなちょっとした『所作』には、何か人を惹きつけるものがあります
それを今回のネックレスに落とし込んで考え
「鏡の前でフックをいじるのではなく、被るように身に着けることが格好良い」
という結論に至りました

カットソーの上に、またはシャツの襟に忍ばせて
首元で光る小さなジョリー・ロジャー
その微笑みは優しく温かなものです

05.13 Sat on sale
price:27,500YEN