- UPDATE: 2017.10.22
- Roots
PROTOTYPE"BYRD"
"10年目の挑戦"
想いを形に、出来上がったのは多種革使いのカーディガン。
1着ずつ異なる表情は、所有することに確かな喜びを。
『PROTOTYPE』
"BYRD"
"レザーの多種類使い"
ホース、ディア、キップ。身頃に使用された3種類のレザー。
作り手の技術が詰まった、薄く剝かれた革。
初めて袖を通した瞬間から、柔らかな着心地を感じて頂けます。
袖の切り替えしにはゴートレザー。
複雑なパターンで立体的に仕上げられた肩回り。
革が馴染むにつれ、より快適でストレスの無いフィット感へと。
前立てのホーススウェードにポケット口のゴートスウェード。
優しく起毛したレザーは光を吸収し、表革とのコントラストを演出します。
5年後、10年後、パーツごとに異なる変化を遂げたレザーは
果たしてどのような表情を見せるのでしょうか。
"ディティール"
「らしい」ペイズリー生地での総裏仕様。
ウールのニットや起毛した洋服の上から着た場合でも、
滑らかな袖通りを提供してくれる上質なキュプラ。
断ち切りで仕上げた袖口。
捲ることが可能な厚さを実現させるために。
1折りしてインナーの袖を覗かせる、
ちょっとした印象の変化を楽しんでいただけます。
「1点もの」をテーマにした、アンティークボタン。
100年以上の時を超えてきた、1着ずつ異なる小さなパーツ。
世界中のどこにもない、自分だけの洋服へ。
"インナー使い"
コートにパンツ、同色でまとめたコーディネイト。
そこに奥行きを与える、レザーの艶めかしい光沢。
その存在感に思わず引き付けられます。
Vゾーンの深さや前立ての幅、
インナーとして着用した際にも納まりの良い着丈。
試行錯誤を繰り返し、ここまでたどり着きました。
「どう着ようか」
理想の答えを追い求め続けて。