My First Alden .
Aldenを手にすることは服好きにとっての一つ、憧れかもしれません。
僕も例外ではなくて、去年の6月、21歳の誕生日を迎えるタイミングで手にしました。
20代前半には、豚に真珠の靴かもしれませんが、
その出会いは革靴を好きになる大きなきっかけでした。
Aldenといえば、ホーウィン社のシェル・コードバンというイメージでした。
ただ、実際に手に入れたのはボックスカーフのプレーントゥシューズ。
53711の愛称で知られる1足です。
特別ずっと狙っていた品番だったというわけでもなく、
誕生日という区切りで、Aldenが欲しいなと思っていた矢先、
53711のサイズがずらっと揃ったこともあって購入にいたりました。
これにもストーリーがあって、53711の入荷1ヶ月ほど前に、
一度、クロムエクセルのタンカー(短靴)を買おうと決めていました。
しかし、その時になるとマイサイズがなくなってしまったため、
見送らざるおえず、その結果として53711を買うことができたのです。
正直、53711ではなくとも、当時の僕はAldenであれば満足していたと思います。
只今となってはやっぱりこの靴で良かったと思います。
それは、誕生日という自分にとっての特別な日だったからというのが一つ。
もう一つは、偶然か必然かそのタイミングでこの靴との出会いがあったこと。
この2つがなければ、いまだにAldenを持っていないかもしれません。
要は凄くタイミングが大事だということ。
10万を超える高い靴です。
何かしらの理由がないとなかなか購入に踏み切れないものですが、
気にされている方は、クリスマスや記念日、誕生日にボーナス日といった、
何かめでたい日や特別な日に選んであげてみてください。
ゲン担ぎじゃないですけど、善いものが宿りそうです。
というよりもご自身が特別な思いを入れるので、より永く愛用してもらえると思います。
そんなこんなで、僕の53711も1年半が経ちました。
良い感じに履き皺が入ったり、身に覚えのない擦り傷なんかもついてしまいましたが、
僕なりに大事に履いています。
みなさんにも特別な1足はありますか?
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