- UPDATE : 2019.9.1
MOJITO 10th Anniversary Pre-meeting
2020年にブランド設立10周年を迎えるMOJITO
1つの節目となるシーズン、受注会を開催いたします
【Date】
09.15 (Sun) 13:00 ~ 09.16 (Mon) 20:00
両日、デザイナーの山下 裕文 様にお越しいただきます
【Contents】
2020SS MOJITO フルコレクションのプレミーティング
1点から個人オーダー可能です
※オーダー金額に応じた内金を頂戴いたします
今回はイベント開催に向け山下様とお会いし
次回のコレクションについて
また10年という歳月を経た心境をお伺いしました
・2020SSコレクションについて
山下:コレクション自体としては真新しくするのではなく、これまでのアイテムを踏襲したかたちで
アップデートさせるというのがMOJITOのやり方なので、今回もそこは大きく変わりないです。
ただ10周年という事もあって、『アブサンシャツ』のバリエーションにはかなり力を入れているということと、
あとオリジナルプリントの絵柄も作っています。
他には過去に展開していたショーツを復刻したりと、
少し懐かしいアイテムを交えながら、新アイテムもいくつかご用意しています。
『10周年だから』という特別な何かがあるという訳ではないのですが、
アブサンシャツにしても他のアイテムにしても、もう一歩踏み込んだものとなっています。
・10年という歳月を経て
山下:やり続けてきて良かったなと思えることの1つが、お客さんが洋服を名前で呼んでくれることですね。
MOJITOの洋服を選んでくれている人は、『開襟シャツ』ではなく『アブサンシャツ』と呼んでくれる。
それは『ガルフストリームパンツ』や『アルズコート』も同様です。
5、6年前では考えられなかったことなんですが、僕がブランドを始めたときに、
ある人から「アイテムの名前を大切にしろ」というアドバイスを頂いたことがあって。
それが叶ったというのはとても大きいです。
また僕が目指していて、そして上手くいったなというのが、
『買い増し』する洋服を作りたかったということです。
例えばスニーカーで言うと、スタンスミスが好きな人っていうのは
ずっと買うんですよね、同じものを。
それと同じように『アブサンシャツ』や『ガルフストリームパンツ』も、
気に入ってくださった方はずっと買ってくださる。
生地が違う、色が違うということはありますが、同じアイテムを手にしてくれる。
僕の知る限りでは、そういった洋服というのはなかなか無いと思うんです。
だからこそ、そういったもの作りをこれからもやっていきたいですね。
・今後に向けて
山下:次の5年10年は、新しいことに挑戦したいという気持ちもあります。
こういうことをやってくるだろうとか、相手が予測できないことをやりたいと思いますね。
ただ年月が経って振り返ったときに、背骨が1本ビシッと通っている、
『ぶれない』もの作りをしてきたなと思えるよう、これからも続けていきたいです。
言葉ではなく洋服で伝える。
そういったことを、まだまだやっていきますよ。