- UPDATE: 2019.9.12
- Roots
Indian Jewelry
アメリカ・アリゾナ州、8月の大きなイベントと言えばインディアンマーケット。
そこで行われるのは著名なアーティストやこれからを担う若いアーティスト達のインディアンジュエリー品評会。
販売もしていますが、本筋としては品評会。いわゆるリボン付きもその場にて決まります。
自己表現をする大きな舞台に向けて、気合の入るアーティスト達。
その作品が三日でできたのか半年かけてできたのかはさておき
一つの大きな目標に向けた、創作意欲の高い作品は一線を画す仕上がりを見せます。
その力強い輝きを放つ作品たちを、週末に向けてご用意させていただきました。
doo-bopのオープン以前からオーナー中島が仲良くさせて頂いているディーラー様。
中島がその口で一番信用・信頼できると断言するディーラー様との
入念なミーティングの上に決まったラインナップ。
エントリーピースはありません。
全てが揃った状況で、心からカッコいいと思うものをピックアップしました。
当店にとって9月は特別な月。
9月1日で開店から12年が経ちました。
そして、これから13年目を迎えるという時に考えたことは、
doo-bopがこのアパレル業界で何をできたか。
ふと思い浮かんだのはやはりインディアンジュエリー。
これに関しては大きな杭を打てたと、そう感じています。
流行り廃りは関係なく、好きだからずっと続けてきた。
オーナー中島の嫌いな大量生産、その正反対に位置するともいえるインディアンジュエリー。
一つ一つが手作りで、それは彼らの生活を支えている。伝統であり、彼らのプライドの結晶とも言えるもの。
思い入れの強いアイテムだからこそ、この節目となるタイミングで。
今回はアーティストをぐっと絞り、何人かにフューチャーしました。
その中には70歳を超えるアーティストも。
加齢に伴い制作が難しくなる前に、当店が心から良いと思うものを
ディーラー様を通してより多くの方に見ていただきたい。
有名なアーティストばかりではありませんし、
日本では評価を受けていないアーティストもいます。
しかし、当店では核にしてきたアーティスト
そして、これから核となっていくであろうアーティストを。
ただカッコいいというビジュアルだけでなく、
その物にあるストーリーを感じながら。
表面上は見えないバックボーンをイメージすることで
いつもとは違った見え方を。
そして、ネイティブアメリカンの文化にも興味をお持ち頂けたら嬉しく思います。
今週末を楽しみにお待ちくださいませ。