Fat Lava
皆様、こんばんは。
10月1日より開催しております「Fat Lava pop up store」
おかげさまでご好評いただいております。
その中から、個人的に目に留まった3品をご紹介させていただきます。
こちらの夕陽のような色合いの一品。
まさに、Fat(ずんぐりした)Lava(溶岩)という名の通りの
溶けだした釉薬が特徴的です。
釉薬は職人の手により、一点一点手作業で塗られますが、
実際にどのように仕上がるかは、コントロール仕切れないそうです。
故に生まれる個体差は唯一無二。所有欲を搔き立てられます。
続いてこちらは、少し和を感じさせる個体。
ですが、ドイツの音楽や文化を感じさせる
冷たいブルーグレーの色合いが絶妙です。
よく見る陶器よりも柄のランダムな入り方が独特です。
存在感はございますが、意外と和やエスニックテイストのインテリアとも調和します。
最後は、個人的に最も不思議に感じたデザインです。
植物のような生々しさに加え、所々焦がしたような色目。
更には、謎の荒縄があしらわれています。
詳しく調べれば、何かお守り的な意味合いがあるのかもしれませんが、
Fat Lavaの魅力は、由来や製法にミステリアスな部分があるところ。
ネットで調べれば大体のものがわかってしまう時代に「わからない」
「考えさせられる」存在は希少だと感じます。
私個人はこのイベントで、初めてFat Lavaを目にしましたが、
見たことのないものを生み出そうという、当時の作家の気概を感じました。
画像ではその魅力をお伝えするのが、本当に難しいものですので、
この機会に是非ご覧いただけると幸いです。
週2更新(週央と日曜)です。是非ご覧ください。