AUBERGEのリメイクデニム。
今回は、特別です。
12年目にして、やっとです。
この領域は、そんな簡単に手を付けれなかった。
それだけ特別だし、強烈に難しい世界だと思う。
洋服屋なら、必ずあるであろうdenim 5 pocketを毛嫌いしてきたのではなく
心底お勧めできるのは、ゴリゴリのヴィンテージだけ。
今もその想いは、強くあります。
昨年、AUBERGEのアトリエにお邪魔したとき、
無造作に重ねられていたLevi’s、明らかにヴィンテージの匂いプンプン、
色落ち・雰囲気から、XXであろう個体の数々。
デザイナー小林さんに、詳細を尋ねると
80年代後半に、Levi’s USAが本気で1950年代の501xxを復刻させようという
プロジェクトがあり、その矛先が向いたのが縫製レベル極上と噂されるバレンシア工場。
生地、縫製、仕様等を可能限り、追求したのですが
当時は、ボヤで終わってしまったようです。
そして、30年ほどの月日が経ち、その個体たちがオリジナルのXXに負けない雰囲気・色落ちで
スリフトストアーにポツポツ出始めたのです。
当初は、敏腕の日本バイヤーも見間違えたほどの仕上がり、
さすが本気の本気Levi’s USA、恐るべし。
そのバレンシアデニムだけを集め、デザイナー小林さん自らがハサミを持ち、
ミシンを踏んでカスタムしていただけるイベントを開催します。
日取りは、6/22,23、両日共に小林さんが当店まで来てくれます。
昨年、お会いした中で一番のド変態、歩く洋服図鑑小林さん。
お会いするだけで分かります。
時間空けておいてください、後悔はさせませんよ。
その他、詳細は次回につづく!
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