フレンチなOUTIL。
ヨーロッパの雰囲気を纏う洋服。
アメリカの洋服とはまた違った凄みがあります。
言葉では表しがたい、この抽象的な“雰囲気”というワードですが、
見ていただいた方には“それ”を感じていただけるはず。
先シーズンから取り扱いを始めたKLASICAはその一つ。
ヨーロッパヴィンテージのデッドストックのような空気でありながら、
決してそのオマージュにならないオリジナルの生地、バランス。
デザイナーの考えには到底及ばないけれども、
そういった側面に少しでも触れる事ができたなら、服好きには伝わるはず。
今回ご紹介するOUTILもまたその類。
デザイナー宇多氏のフレンチ好きがビシビシ伝わってきます。
どれほどのフレンチヴィンテージを見てきてらっしゃるのか。
それでいて、生地の染め方、パターンの取り方は独特なものです。
氏の解釈によるこれらの洋服は否が応でも、“雰囲気”を感じずにはいられません。
素直なスタイリングはこのような感じ。
HAWKWOOD MERCANTILEのアノラック、KLASICAのカバーオール、ジャケットとは言わずとも。
個人的にはそのままの空気感を楽しんで頂きたいです。
足元にはボリュームのある靴を。
パンツの太さに負けない武骨なものでバランスを整えてあげて下さい。
左側にはワンタック、右側にはツータック。
アシンメトリーに配置されたディティールにも注目してみてあげてください。
モードやワーク、ヴィンテージにアルチザン。
様々なスタイルでのスタイリングに組み込めそうです。
洋服がさらに好きになる、そんな一本ではないでしょうか。
doo-bop Shop Blog
金曜日以外更新中です。是非ご覧ください。