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NIRVANA Printed T

 

 

没後20年以上が経った現在も愛され、若者を惹きつける。

『NIRVANA』のカート・コバーン(コベイン)。

 

ベースのクリス、ドラムのデイヴ、そしてギター・ボーカルのカート。

90年代を象徴するバンドのフロントマンであった彼は、

音楽だけでなく、ファッションの世界でも多大なる影響力を持ちました。

 

何がそこまで人々を惹きつけるのか。

今回は当店随一の『NIRVANA』好き、中田にその魅力を聴きました。

 

 

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谷中:カートを好きになったきっかけって何でした?

 

中田:出会いは高校生のとき、先輩がしていたコピーバンドを聴いたのが始まりです。

最初のうちは単純に「音とビジュアルの格好良さ」に惹かれて聴いてたんです。

ですがその後カートについての本を読み始め、読むにつれて彼の人間性、行動とか考え方、

良い意味での「ダメっぷり」にどんどん惹かれていきましたね。

 

谷中:ダメっぷり、それはどういう?

 

中田:自分が「こんな風になりたくない」と思っていたものになってしまったことへ嫌悪感を抱いていたとかですかね。

商業的なロックスターを毛嫌いしていたはずなのに、気が付けば自分がそうなっていた。

自分たちの音楽が売れて、普通に考えたら嬉しいことのはずなのにそうじゃないっていう。

 

谷中:確かに後ろ向きというか、天邪鬼なところがありますよね。

 

中田:素直じゃないんですよね、カートは。

音楽が大好きで、多くの人に聴いてほしいけど流行ってほしくはないみたいな。

流行に乗って集まってくる人たちにうんざりしてたんじゃないですかね。

 

谷中:カートといえば服装も現在のファッションに影響を与えてますが、

やっぱり真似とかしましたか?

 

中田:もちろんですよ。古着屋に行っては似たようなものを買い漁りました。

モヘアのニット、ダメージジーンズ、パジャマシャツ、ジャックパーセルなんか集めてましたね。

彼のファッションの凄いところはジャンルレスなところ、『NIRVANA』を聴かない人でも知らずに着ていたりとか。

彼を好きな人が真似をするだけじゃなく、そうじゃない人も格好良いと思えるところが凄いなと。

 

 

 

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谷中:今回発売するTシャツのデザインは『IN UTERO』。

『NIRVANA』の3枚目、最後のオリジナルアルバムのジャケットがモチーフになっていますが、

このアルバムについては何かありますか?

 

中田:『IN UTERO』に関しては正直言うと、あまり好んでは聴かないアルバムなんですよ。

アルバムで好きなのは1stの『BLEACH』で、よりキャッチーさのある2ndの『NEVERMIND』も聴くんですけど、

『IN UTERO』はどこか分かりづらいというか、1stと2ndの間というか、ちょっと中途半端に感じてしまうんですよね。

そう言っておいてなんですけど、ジャケットのデザインとしては最も優れてると思います。

 

谷中:他のジャケットと比べてみると、アート性が高いですよね。

 

中田:カート自身もこのデザインはかなり気に入っていたみたいですよ。

ライブにもこのデザインの人形を持ち込んでいたり。

あとこのボディの水色は『NEVERMIND』から取ってるんじゃないですかね。

『IN UTERO』は白と黒だったんで。

 

 

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谷中:最後に、このTシャツを手に取ってくれる人へ何かありますか?

 

中田:そうですね、この機会に一度は『NIRVANA』の曲も聴いてみてほしいですね。

デザインが気に入ったという人も、好きじゃなくてもいいから聴いたことはあるよと。

音が先にあって服に入った僕とは逆で、服をきっかけに『NIRVANA』に、

カートに興味を持ってもらえたら嬉しいです。

 

 

 

 

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“It’s better to burn out than to fade away”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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