- UPDATE: 2017.2.21
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vol.3254【極上のリネンをどうぞ。】
こんばんは、いつも当店Shop Blogをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
先週末は冬休みをいただき、ゆっくりしてきた南出です。
また冬休みの日記は個人ブログにてご紹介しますので、
ご興味ございましたら、ご覧ください。(ちなみに、ほぼ飲んでます。)
さて、久々の出勤となる店内は、春物の入荷ラッシュです。
半袖、ショーツこそ未入荷ですが、サマーウール、薄手のコットン、リネンと、
春夏を感じる季節感のアイテムがたくさん揃ってきました。
本日はその中より、こちらを。
1940年代のハンティングジャケットをベースとした、PIGGOTT JACKET(ピゴット ジャケット) 。
大胆な生地使いの中に、小さな拘りと気配りをたくさん組み合わせた、そんな1着です。
春夏を連想させるリネン素材。
こちらは最高峰のアイリッシュリネンとして位置付けされる、
ハードマンズリネン糸を使用したリネンチノクロス。
月の素材とも称される凹凸のある表情に、仄かな光沢感。
シャリとコシを持ちながらも、滑らかな質感は、ハードマンズリネンならでは。
日本国内では春夏の素材を連想させますが、耐久性、速乾性が高く、
ヨーロッパ諸国では、ワークウェアの代表として使用されるタフな素材です。
繊維質の特徴として、短く硬い為、
たいていのリネン素材は、肌にガシガシと堅い肌触りとなってしまいますが、
ハードマンズリネンは違います。
チノクロスならではのコシの中に滑らかさを併せ持つ、独特な肌触りです。
またこの素材の魅力である経年変化。
当たりと、深い皺はデニムのそれに似て非なるもの。
着れば着るほど、洗えば洗うほどに、表情豊かに成長していきます。
その経年変化をダイレクトに表現するために、
フラップ以外のディティールは全て内側に。
フロントポケットや胸ポケットを内側に縫製することで、
徐々に当たりが浮き出てくるという1着です。
ハンティングウェアとしてのルーツを感じる、ノーカラーの襟元。
MOJITO(モヒート)らしく、オープンカラーのシャツも好相性ですし、
季節が進めば、カットソー上にカーディガン感覚でご着用ください。
ロールアップでの夏場の着用も考えて、ジャケットではなく、
シャツに近づけたかのようなカフス仕様に。
実際のハンティングでも、ロールアップはよくされていたと思うので、納得のディティールです。
現代生活だけでもなく、
過去のオリジナルのリプロダクトだけでもなく、
どちらも線でつなぎながら、独自の世界観でフォーカストを絞った素材、色選び。
有名品番でなくてもMOJITO(モヒート)らしさを感じるのではないでしょうか。
それではスタイリングへ。
南出(174cm 64kg サイズM)
tops : MOJITO : PIGGOTT JACKET
inner : MOJITO : doo-bop Exclusive ABTHINTH SHIRT Bar.2.0
bottoms : SASSAFRAS : Sprayer Pants – Duck
shoes : MOTO : Side Gore Boot
ダークトーンを基調としながらも、
トップスとインナーのリネン素材により清涼感を匂わせるスタイルに。
ヨーロッパヴィンテージの大本命として知られるブラックリネン。
肉厚で目の詰まったこのリネンチノクロスは、着込むうちに、いつかヴィンテージのそれを超えるかのような、
表情豊かな経年変化が楽しめる1着だと思います。
この春夏本命の1着。
どうぞご覧ください。
それでは、本日もありがとうございました。
【Event】
2017 A/W Norwegian Rain Order Fair. 2/25(Sat)~2/27(Man)
【COLUMN】
【Roots】
MOJITO × doo-bop Exclusive ABTHINTH SHIRT Bar.2.0.
【New Arrival】
AURALEE : WASHED LINEN BELTED JACKET / 48,600 YEN
Engineered Garments : Lt Parka – PC Poplin – Dk.Navy / 51,840 YEN
Engineered Garments : Lt Parka – PC Poplin – H. Grey / 51,840 YEN
Engineered Garments : Short Collar Shirt – Ethnic Print / 32,400 YEN