【COLUMN】 Shoe Care ~インソール編~
四垂
ParabootやTricke’sの特徴としまして、踵の大きさはお気づきでしょうか。
どうしても規制靴の為、しっかりとサイズを合わされても木型の特徴として、
踵が大きく、抜けるような感覚があると思います。
南出
確かに踵の抜けは気になっていました。
慣れてしまうとこんなモノかなと感じていますが、これも解消できるのですか?
四垂
はい。
フィットはもちろんですが、Tricke’sのBurtonや、ParabootのChambordで、履いているうちに、羽根がピタッと閉じてしまった経験はございませんか?
これも同じく解決できます。
そこで今回のイベントでは、靴のフィットを高めるインソールにも注目してお勧めしようと思います。
今回ご用意しているのは、【フィットアップウォーク】、【トリプルアーチサポート】、【レザータンパッド】の3種類です。
〇フィットアップウォーク
こちらはインソールのラインナップ中でも、踵に厚みを持たせたモデルです。
高密度衝撃吸収パッドが踵についており、Tricke’sとParabootに非常にお勧めです。
靴を正しいフィットで履くことで、実は蒸れも軽減され、履き心地はもちろん良くなり、
良いことばかりです。
他のブランドの靴でも、足入れの際や、ソールが沈んだ際に、足の踝が当たってしまうという方もこちらで解消できます。
サイズごとに分かれていますので、お持ちの靴のサイズを参考に合わせてお選びください。
木型が合わない場合や、サイズの微調整はハサミで切っていただければ問題ありませんよ。
〇トリプルアーチサポート
ハーフサイズ型の中敷きで、靴の踵を合わせて入れるタイプです。
サイズアップの効果に合わせて、足裏の筋肉を支えるように設計されていますので、
偏平足の方は明らかに履き心地が良くなります。
また、Tricke’sとParabootはインソールが平坦な木型ですので、土踏まずがしっかりある方には足の形に添うようにフィットが変わり、お持ちの靴が更に履きやすくなります。
南出
僕、偏平足なので、これはずっと愛用しています!
足の形に合わせて靴がアッパーがペッタンコになっていく悩みも解決できました。
四垂
〇レザータンパッド
こちらは靴のタン部分に張り付けてサイズアップを図るタイプです。
先程の中敷きですと、靴のブランドロゴが隠れてしまうというデメリットもありますが、
こちらは脱いだ際も自然に映るのがポイントです。
またローファーの場合、
中敷きを入れるとかかとが余計に抜けやすくなってしまいますので、
こちらのタンパッドで足の甲のフィットを高めていただくと、大きくなったローファーも快適な履き心地に変わります。
ParabootのREIMS等、アッパーの伸びも、インソールの沈みも大きい靴ですので、特にお勧めです。
また、余程大きく感じられる方は、①と③、②と③という形で、
併用いただくことで、大きくサイズアップが見込めます。
南出
規制のサイズがある靴に対して、僕たちも靴下の厚さで調節したり、
ある程度の我慢が必要だと思っていましたが、
このような形で、自分の足に合わせてフィットの調節ができるんですね。
とても参考になりました。
四垂
ありがとうございます。そう言っていただけて幸いです。
イベント当日はたくさんのシューケアアイテムが揃いますし、
ただいまお預かりしている靴の、色変えもお披露目できればと思っています。
南出
ご自身のシューケアイテムを持ち込んでいただいても大丈夫ですし、
もちろんただ磨いてほしいというお客様も大歓迎です。
どうぞ12月3日からの開催をご期待ください。
2016 Paraboot Trunk Show & Shoe Care Event.