- UPDATE: 2025.3.6
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Vol.5700【AUBERGE:2025aw Order Fair】
いよいよ明後日に迫った『AUBERGE:2025aw Order Fair』。
このブログがアップされるころには設営もほぼほぼ完了しているはずなので、
準備万端でお待ちしております。
また8日にはパタンナーの上田さん、9日にはデザイナーの小林さんにお越しいただくので、
直接のお話も楽しんでみてください。(お2人とも12時ごろに到着する予定です)

2025awコレクションの品番は全部で50種類ほどあるので何を紹介しようか悩みましたが、
まずは目玉と言えるアイテム、最も高額とも言えますが、それを2点いっておきましょう。
初見時のインパクトが特に強烈だったのは、
イギリス軍はロイヤルネイビーの名作スモックをレザーで作ってしまった『FASLANE』。
3年前にリリースされた『DEVON』のパターンをベースに、北海道産のカーフレザーで表現。
上質なレザーによるラグジュアリー感と、ゴリゴリのディティールを同時に楽しめる、
良い意味で狂気的な1着です。(税込429,000円)
そして注目している方が多いであろう、ビキューナを使用したシリーズから『CONNERY』を。
動物繊維の最高峰として有名なビキューナ、それを12%使用し、
カシミア、スーパー160sウールとMIXすることで極上のメルトンに。
しっとりとした艶やかな光沢はカシミア100%とはまた違った表情で、
それはもう圧倒的な佇まいです。
高額ですが「ビキューナを使ってこのクオリティなら正直安いのでは?」と思えるコートなので、
一生モノとして検討していただければ。(税込327,800円)

続いてはレザーとビキューナどっちも楽しめる欲張りなジャケット、『AWARD』です。
極力シンプルにまとめたというスタジャンデザインなのですが、
身頃が先程のビキューナ混メルトン、袖が北海道産カーフとなっており、
漂ってくるオーラはただ物ではありません。
ここまでモード色の出るクールなスタジャンにはまず出会えないので、
見逃し厳禁な品番と言えるでしょう。(税込198,000円)

とにかく暖かいアウターをお探しでしたら、こちらの『REGIONS』を試してください。
オーベルジュクロスの最新版、漁網ナイロン(漁業で使用される網を粉砕してリサイクルした繊維)
を緯糸に配し、最大の強度を得た生地をシェルにした中綿入りジャケットです。
デザインはイギリス軍のコールドウェザーパーカーとアメリカ軍のN-3A(B)をMIXしたもの。
フードのファスナーを開くと肩掛けショールのようになり、
アルパカ混ボアとコヨーテファーが映えることでエレガントな印象へと変化します。
(税込167,200円)

ミリタリーデザイン繋がりでこちらのパンツ、『MCO』も載せてみます。
ミリタリー史上最も難解な構造を持つと言われている、
アメリカ海兵隊のリバーシブルパンツをアレンジ。
一度見たら忘れないであろうヒップ周りの造形が、極めてモードな雰囲気をかもし出します。
生地も硫化染めによる厚めのコットンヘリンボンで、ミリタリー好きにはたまらない1本かと。
(税込50,600円)

最後は気持ちを落ち着かせようということで、スウェットのセットアップで締めます。
とは言っても『AUBERGE』が普通のスウェットを出してくるわけもなく、
表面はスビンコットン100%、裏の起毛面はシルク100%というとんでも生地を使用。
超長綿ならではの濡れたような光沢は美しく、シルクによる暖かさと着心地の良さは最高です。
またパーカーの首回りを見てみると、MA-1のようなリブに後付けのフードといった仕様となっており、
スポーティーになり過ぎない、デザインの工夫がされています。
スウェットのセットアップを格好良く着こなすのは至難の業ですが、
これだったら挑戦してみたいと思わせてくれるアイテムです。
(パーカー:税込63,800円、パンツ:税込49,500円)
他にもニット類やシーアイランドコットンシリーズなど、
見応えしかないラインナップとなっています。
時間をたっぷりと使って、納得のいくオーダーをしましょう。

※明日3/7(Fri)は店休日となります。
通信販売やお問い合わせの対応は翌3/8(Sat)となりますので、
何卒よろしくお願い申し上げます。
【Event】

【Roots】
MOJITO:db EX GULF STREAM PANTS

【Online Up】