- UPDATE : 2021.8.29
Late summer T-shirt fair:Vol.2
夏の終わりのTシャツフェア、第二弾は『THE KING OF GAMES』。
日本初の任天堂公認アパレルブランドとして、国内外から熱い支持を得ています。
実はデザイナーの江南さんは、中島の前職時代の先輩にあたり、
これまでも様々な場面でご協力いただいてきました。
今回のイベントではこれまでとは毛色の違うTシャツもご覧いただきたかったことから、
お願いして、ポップアップを開催させていただくことに。
大人の方はもちろん、お子さんに向けたTシャツやキャップなどもご用意したので、
ご家族揃って遊びに来ていただけると幸いです。
【Date】
09.04 Sat & 09.05 Sun
【Contents】
『THE KING OF GAMES』のアイテムを販売いたします
メインのTシャツを始め、スウェットやキャップなど幅広くご覧いただけます
お子さん向けのアイテムも多数ございますので、ご家族揃ってお楽しみください
※イベント開催前にオンラインショップにも一部掲載予定となっております
先日イベントの打ち合わせをするために、京都は五条にある事務所にお邪魔してきました。
そこで案内してもらったのが、とっておきの隠し部屋。
一面ゲームやホビーで囲まれたその空間は、あの頃のワクワクした気持ちを思い出させてくれます。
中島:すごいな、今ここにカセットって何本くらいあるん?
江南:そんな話?笑
えっと、ファミコンのカセットは全種類あるよ。
中島:…え?
何を言ってるの?笑
江南:だから、日本で出たやつは全種類。1200本くらい。
まぁ何かプレゼント限定のカセットとかそういうのはほとんどないけど、
販売されてたやつは全部ある。
中島:全部…。
これって集めるのに何年くらいかかったん?
江南:どれくらいやろう、10年以上はかかってるんじゃないかな。
前職のときから集めてたし。
中島:1個ずつネットとか使って集めてきたん?
江南:うん。ネットとか、あと自分の足。
やっぱり足使って集めるものでしょ、こういうのは。
中島:うるさいわ!笑
ファミコン以外のも無茶苦茶あるやん。あっちのは?
江南:あの辺はゲームキューブっていう、64の後に出たやつ。
ゲームキューブのソフトも全種類あるよ。
中島:…。笑
あと何でこんなにテレビも沢山あるの?
江南:何でって、好きだから。
ビデオ端子が付いてて、ファミコンとか繋いだり出来るねん。
中島:これでゲーム出来るんや。
じゃあ今度のイベントのときこれ持って来てゲームしようや。
江南:あ、持って行こうか?
じゃあ何かモニターとか、雰囲気出しみたいなのも持って行くわ。
中島:イベントではキッズ用の服とかもあるやんか。
だから小さい子供とか来てくれたときに遊んでもらったら面白いんちゃう?
江南:うん、分かった。
ファミコンとか遊べるようにしとくわ。
中島:うん。何かTシャツのデザインソースになったゲームとかあったら良いんちゃうかな…あ!
あれって高橋名人の早押しのヤツや!うわ懐かしい~。
高橋名人ってさ、16連射ってあれデマやったん?
江南:デマじゃないですよ!
中島:あ、えらい真剣に…。
江南:あれはデマじゃないねん。
何か芸能人とかって1日〇〇とかよくするじゃないですか、1日署長とか。
高橋名人も当時人気やったから、1日警察署長みたいなのをやったイベントがあってん。
で、ちょっとしたニュースになってんけど、当時ってネットもないから、
その後『高橋名人』と『警察』っていうワードだけが広まって。
それで何でか分からへんけど、「16連射がデマで高橋名人が警察に捕まった」っていう噂になってん。
で、それが凄い勢いで広まったらしくて。当時色々言われてたやん、指にバネ仕込んでるとか。
だから、そっちがデマやってん。そんな訳ないやん。笑
中島:ほんまか?笑
その16連射っていうのは公式に認定されてるん?
江南:認定されてる。
1回会ったときにやってもらってん。無茶苦茶震えてた。
でももう歳とったから今は16連射は出来ないみたい。
中島:なるほど、当時は本当に出来たんや…。
江南:その金の小っさいマリオおるやんか。
僕あれを一時期病気みたいに集めてたことがあって。
中島:今もやで?
江南:うん、まぁ今もやねんけど。笑
当時集めてて、何かあまりにも集め過ぎて、気が付いたら108個集めててん、煩悩の数。
中島:え、同じのを…?
江南:うん、同じのを。
それでそのマリオの為にな、アタッシュケース作ってん。
バカって開けて、金塊みたいに入ってるの。
中島:…ケース?
江南:アタッシュケース。
業者のおじさん呼んでな、「これを入れたいんやけど、専用の作ってくれ」って。
中島:え、特注で作ってもらったん?
江南:うん、特注で。
中島:やっぱ違うな…。
それもイベントのとき持ってきたらいいんちゃう?説得力ありそうやし。
中島:これっていつまで集めるん?
今でも集めてるやろ?
江南:うん、集めてる。
この間もdoo-bop寄った後、近くのハードオフ見に行ったりしてたもん。
結局何も買わなかったけど。
中島:やっぱりちょっと外出たりしたら、
そういうセカンドユース的なとこ行って目を通すようにしてるんや?
江南:目を通すようにしてるな。
中島:何かもう職業病みたいなものやんな。
江南:うん、朝起きたらまずヤフオクとメルカリ絶対チェックするし。
何か出品されてへんかなって。
中島:おぉ…。笑
江南:でもこういうのっていくら集めても終わらへんし、
何のために集めてるのか分からなくなってくるねん。
中島:…名言やな。
1周、2周するともう訳分からなくなってくるんや。
江南:分からへん。何のために集めてるんやろう僕は。
目的がないというか、完成っていうのがないやん。…深いよね。
中島:…。笑
でも何か博物館でも作ったら良いんちゃう?
これは世に出すべきやと思うわ。いや本当に。
いかがでしたか。
本当に好きな人が手掛けているんだなということが、少しは伝わったでしょうか。
子供たちが今夢中になって遊んでいるゲームから、大人が懐かしい気持ちになれるものまで、
任天堂のゲームに触れたことがある全ての世代にとって、楽しい時間となるはずです。