- UPDATE: 2021.7.1
- Roots
Kk_18K:Joint+
伝統や血統が重んじられるインディアンジュエリーの世界において
稀に、その枠から飛び出す人たちがいます
己の手ではなく、工業用の機械を用いて斬新なジュエリーを制作する『Pat Pruitt』
本来避けるべきモチーフである、スカルをデザインに取り入れた『Curtis Pete』
伝統を理解したうえで『タブー』とされていることに挑戦し
作り上げた作品によって周囲を納得させてしまう
その様な姿勢に、1つ大きな魅力を感じます
当店が今回取り組んだのも、ある意味そういった行為です
『インディアンジュエリーに日本のジュエリーを組み合わせる』
非難の声が上がることも覚悟のうえでの挑戦でしたが
出来上がったそれを見た瞬間、間違いではなかったと確信しました
『心の底から欲しくてたまらない、わくわくするモノ』
このチェーンがあなたにとっての、そうであることを願います
シルバーチェーンの作成をお願いしたアーティストは『Rhett Lewis』
実は彼も、『枠』の外にいる人物です
白人でありながらネイティブアメリカンの文化に共感し
ナバホ族の巨匠、『Howard Nelson』に教えを請い、ジュエリー制作を始めたアーティストであり
血統を重視する世界では異例の存在です
だからこそ、今回のチェーンにおいて彼以上の適任者はいませんでした
細かなシルバーを手作業で輪っか状に曲げ、1つ1つロウ付けしながら繋げる
その様な工程で作られたチェーンはどこか不揃いで、ハンドメイドならではの『生』を感じます
そして『Rhett Lewis』から送られてきた作品に
日本の職人が制作した18Kゴールドのチェーンを繋ぎ合わせました
粒の大きさや長さを何度も検討し、正に最適と言えるバランスで仕上がった1本は
身に付ける人の首元だけでなく、全体の印象をも鮮やかに映し出します
冒頭で触れた2人のアーティストらと同じように
インディアンジュエリーの新たな可能性を信じた、信じているからこそ挑戦した『Joint+』
この輝きを、手に取ってみてください
07.03 Sat On Sale