OUTILのモールスキンに触れてみてください。
洋服屋で何気なくラックを見ていると、つい手が止まってしまう洋服があると思います。
今期のOUTILモールスキンはまさにそれ。
導かれるように引き寄せられてしまいます。
淡くも深いブルーの色合い。
実はインディゴで染められた後、炭を加えることでグレーのニュアンスをプラス。
フィルターがかかったような絶妙な色合いで表現されています。
ファンの方はお馴染みとなりましたインディゴ+炭。
個人的にはこのムラ感のある色に、どことなく『和』の要素も感じます。
(割合を毎期変更されている為、色合いがシーズンごとに異なります)
当然ながら、一点づつの表情が異なるところも魅力です。
まるで何かの模様のようなムラも『味』。
個体差は愛おしく特別です。
色合いを活かすのはオリジナルで制作されたモールスキン。
1930~40年代のフレンチモールスキンを目指し、制作された生地はジャパンメイドです。
ピマーナと言われる超長綿を限界以上に打ち込むことで、
肉感がありながらもしなやかで光沢感も兼ね備えています。
僕自身、OUTILモールスキンを所有しているのですが、
着用を繰り返すことで、とろみが増し柔らかくなる質感に加え、
生地奥から感じる仄かな光沢感に魅せられました。
コートにジャケット、加えてパンツの計3型展開です。
フィーリングの合うアイテムをお選びくださいませ。
OUTIL渾身のモールスキンです。
デザイナー宇多さんの情熱もたっぷり盛り込まれているように感じます。
doo-bop Shop Blog
金曜日以外更新中です。是非ご覧ください。