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  • UPDATE: 2020.7.12
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NORIEI : PENNY LOAFER

 

カジュアルとエレガントの共存

そして誰かの真似事ではないオリジナリティ

NORIEIのローファーに対して抱く感想です

この革靴に、あらためてフィーチャーしてみました

 

 

NORIEI : PENNY LOAFER

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デザイン面でみるNORIEIらしさとは、何といってもぽってりとした顔つきです

ブランドが違っても、理想の形を追い求めた結果どうしても似通ってしまうのがローファーという靴

しかしこのモデルには、例え100足のローファーの中に埋もれていたとしても

一目でNORIEIだと判断できるオリジナリティがあります

 

使用されているスウェードは艶やかで品があると同時に、肉厚でもっちりとした革質からカジュアルな雰囲気が漂い

1枚革を摘まみ上げてアッパーを形成することで、クードゥーだからこそ表現できるボリュームが生まれます

返りの良さや快適さを考慮してシングルレザーソールを採用しながらのこの迫力

これこそが唯一無二の魅力です

 

 

 

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紐を縛ることによる繊細な調整が出来ない以上

適正なフィットや歩きやすさという面において、全ての人に合った靴を作ることは不可能です

それでもNORIEIが大切にする『歩ける革靴』というテーマに向けて

実に30以上のサンプルを経てこの靴は今並んでいます

 

例えばそれはベルト部分

アッパーに縫い付けてしまうと裏に覗くステッチによって甲に負荷がかかるため

縫い付けず独立した構造にすることで、足が感じることになるであろう違和感を取り除きました

しかしそうしたことにより次に問題となったのがホールド力

ベルトが独立していて動くということは、それだけ歩行時にズレが生じてしまいます

それに対し試行錯誤のうえ見つけた答えが、ベルトのサイドに入ったスクエアステッチです

恐らくほとんどの方は、この僅かなステッチに注目することはないでしょう

しかしこれがあるとないとでは、履き心地に明確な差が生まれるのです

 

 

 

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また例えばそれはヒールの深さ

紐無しの靴を脱げないようにするためには、踵部分の収まりが重要なポイント

浅すぎると歩くたびに踵が抜け、深くしすぎると今度はくるぶしに当り靴擦れの原因となってしまいます

だからこそ深さに大きさ、パイピングの幅など、特に何度も修正を加えたのがヒール部分でした

さらにデザイン的な面においても、このセンターの縫い合わせを見せない作りは品があり

カジュアルとエレガント両方の顔を持つという点において、まさに裏の顔と言えるでしょう

 

 

 

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しかしここまで考え抜いて出来上がった靴であっても

合う人、合わない人がいるのがローファーの宿命です

ですがそれすらも乗り越えようと、NORIEIで唯一となるDとEの2種類のワイズで展開をしており

また実際に履いていくうちに出てきた問題に対するアフターケアにも積極的です

(タン裏の当て革や甲部分の伸ばし加工など)

 

 

 

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このローファーがあなたにとって、つい手に取ってしまう良きパートナーとなってくれれば

それほど嬉しいことはありません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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