e.sen 2020S/S : thomas
各ブランドが立ち上がる中で、このブランドからも“いい線”いってるパンツが届きました。
“いい線”なんていうと偉そうに聞こえてしまいますが、
本当にいい塩梅で価格、使い勝手、クオリティのバランスが取れたパンツだと思います。
前回19A/Wに引き続きthomas。この品番のみのリリース。
若干、丈が長くなったような気もしますが、特別大きな変化はないように思います。
ゆるめのテーパードに、癖のないシルエットなので“穿きにくさ”みたいなものはありません。
ただ、その中で印象を変えるのが生地や色です。
ヘビロテ確定の艶っぽいポリエステル生地(ブラック)のものに、
先シーズン同様、カラーバリエーションのあるジンバブエデニム(尖ったレッドとグレーっぽいブラックをチョイス)。
そしてクラシックな千鳥格子柄のタイプ。
偏に同じ品番と言っても、ルーツの違うところからアイディアが沸いているような。
一つのジャンル、好みにとらわれていないところがe.senの魅力だと思います。
10匣(テンボックス)のデザイナーもされているPigu氏のInstagram。
海外の色んな所を旅に行き、時折ジャングルのような場所へも。
何を考え、何からインスピレーションを受けているのか。
なかなか知ることはできませんが、洋服から少しでも感じ取れたらいいですね。
素直に格好良いパンツだと思います。
少しスタイリングを。
Shirt:Needles / Cut-Off Bottom Classic Shirt – Linen Cloth / Leopard Print
Bottom:e.sen / thomas
Shoes : Needles / Geta Sandals with Single Belt / Cow Skin
Shirt:South2 West8 / Hunting Shirt – Printed Flannel / Camouflage – Leopard
Bottom:e.sen / thomas
Shoes : Hender Scheme / tortoise – Leopard Multi
生地がどうだとか、ディテールがこうだとか、勿論それも洋服の面白いところではありますが、
純粋にどうやって着ようかと考える時間って、ファッションにおいて忘れてはいけない部分ではないでしょうか。
情報ばかりが先行してしまう時代ですが、ご自身の感性でこのパンツに“味”をつけ足してみてください。
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