- UPDATE: 2019.12.22
- Roots
Frame France:Honey Amber
本物の眼鏡を探し求め辿り着いた『Frame France』
新たに9つのフレームが加わりました
今回注目したのは『Honey Amber』という生地
フレンチヴィンテージフレームの象徴的カラーであり
今最も注目されている色味です
Frame France:Honey Amber
なぜこの色がこれほど『Frame France』を象徴することになったのか
現在でこそセルフレームと言えば黒をイメージすることが多いですが
当時のフランスでは黒は『悪魔の色』、つまりタブーとされていました
そのため比較的なじみの良い茶色、つまり『Honey Amber』が一般的に使われていくこととなります
そこからさらにデザイン性を追求するにつれ
この色だからこそ出せるグラデーションの美しさに注目が集まります
フレーム生地を専門に手掛けるメーカーも多数生まれ
日々より美しい『Honey Amber』のフレームが誕生していきます
1940年代のセルロイド生地はセルロースの含有量が多く
それによって得られる『ぬめり』のある質感、そして圧倒的に美しい色味が特徴です
この当時の含有量の割合が残念ながら受け継がれていないことから
現在の技術をもってしても、この色味を再現することは不可能とされています
『Amber(琥珀)』の名の通り、宝石の様に輝くフレーム
誰もが酔いしれます