PARABOOT for FilMelange MORZINE LAPIN。
PARABOOT最古のモデルと言われるMORZINEをFilMelangeならではの味付けで制作された一足が入荷しました。
PARABOOT for FilMelange MORZINE LAPIN
現在、MICHAELという品番で多くの方に愛されているモデルのルーツとなったMORZINE。
誕生から70年以上経った今でも受け継がれるデザインの完成度。
リーバイスのデニムやコンバースのオールスターのような普遍的な力強さを感じます。
MORZINEとは?
MICHAELとの分かりやすい違いは2点。
トゥ部分のモカ縫い部分に注目です。
ジグザクでカットされたパイピングをハンドで縫われています。
クラフト感があり、温もり感じる仕様です。
(MICHAELのモカ縫いはミシンで縫われています)
もう一箇所はヒール部分。
革を重ねて補強されたダブルステッチ×3。
労働靴として履かれていたチロリアンシューズならでは。
しっかりと踵を守る仕様です。
こういった少し無骨に映るところが魅力です。
定番と少し違う、通好みな仕様に惹かれます。
甦らせるだけならリプロダクトのように映るかもしれませんが、名品番を独自の視点で制作されております。
というのもFilMelangeディレクターの関口様は前職シューズメーカーに勤められた経歴をお持ちの方です。
元々靴屋さんが考える好きな方へ向けたアプローチ。
ふわふわのラパン(フランス語でうさぎ)のファー。
ベースはブラックヌバック、切り替えられたブラウンの表革がリズムを与え、良い塩梅の2トーン仕様に。
正確にはファーも入り3トーンになりますが、見事に調和がとれているのは数多くの靴と向き合ってこられたからと感じさせます。
エイジングもスタイリングも両面で楽しみな靴です。
ファー付きと言えば、やっぱりPARABOOTです。
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