- UPDATE: 2013.5.23
- Roots
POST O’ALLS S/S Shirts
ワークウエアのディテールは美しい。
シンプルで必要不可欠なデザインはいつだって心を魅了する。
特に、1910年~1940年代のヴィンテージワークウエアをデザインソースに、
デザイナー自身のエッセンスが散りばめられたPOST O’ALLS / ポストオーバーオールズは
他とは一線を画していると思う。
今日、洋服はアジア生産中心に移り、良質で、大量に、安価に向かっているのに対し、
Made in U.S.A.にこだわり、アメリカでしか生まれない縫製のぬくもりと、着込むごとに発見する服としての本質、
そして時には予測不可能な表情の変化が、何よりも、心と体を満足させてくれる洋服だ。
POST O’ALLSのデザイナーである大淵氏のフィルターを通し、
新しく生まれたオリジナルヴィンテージウエアを愛する事が出来る。
年月を重ねてもそれは変わらず、やがてそれが本物のヴィンテージになる事。
それを私は、切に願っている。
美しい縫製を見るたびに感動する。
高度な技術に何故挑むのか。
大淵氏の思い、信念を感じ取れる部分であると思う。
糸は現在では使われる事の少なくなった綿糸を使用する事で、
洗うたびに縮み、生地に表情が生まれてくる。
何よりも美しく感銘を受ける部分だ。
ボタン1つにしても、厚みがあるボタンは本物のシェルを使用。
アメリカの大河、ミシシッピ川から採れる貝を加工している。
悠久の時の流れを感じる川から取れたシェルボタンを使用している事に、ロマンを感じる。
POST O’ALLS / CRUZER shirt2 S/S – cotton broadcloth / 24,990yen
POST O’ALLS / The POST-R S/S – 5oz. Denim /23,940yen
POST O’ALLS / C-POST4 S/S – vintage calico print / 23,940yen
POST O’ALLS / C-POST4 S/S – tartan shirting / 23,940yen
時には、ワークウエアというイメージに捕らわれない生地を使用した洋服は、
心をいつだってワクワクと躍らせてくれる。
青春を謳歌していたあの頃の若い気持ちに戻れるのは嬉しい事だ。
時代は常に新しく移ろいゆくが、大切なものはいつまでも変わらず、
愛し続けたいと思うのは私だけだろうか?
少しでもこの思いに共感してくれるならば、この洋服を手に取ってみて欲しい。
それを身に着けることで確実に何かが変わる。
私はそれを信じている。