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Indian Jewelry ~ 技法編 ~

 

前回、前々回はアイテムごとにご紹介しましたが、

今回は一つの技法について、作品を交えながらのご紹介。

 

Tufa Cast。

直訳すると、Tufa(石灰岩)Cast(ギプス、型)。

ご存知の方も多いかとは思いますが、軽石で型を取る技法のことを示します。

デザインを掘ったトゥーファーストーンに、溶かした金属(シルバー)を流し込み、固めることで、

金属に型通りのデザインを施すというものです。

文章にすると、何だか簡単そうにも聞こえてしますが、ストーンにデザインを施したり、金属の温度を感じ取るのには、

正確かつ繊細な熟練の技が必要とされるようです。

 

 

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簡単に説明させていただきましたが、

トゥーファーキャストと言えば、ジュエリーの表面に凹凸ができるのが特徴的です。

ただ、一括りにトゥーファーキャストと言っても、作品をよく見ればその表情は全くと言っていいほど異なります。

上の写真は、Aaron Andersonの作品。

トゥーファーキャストの代表的な例として彼の作品が挙げられることも少なくありません。

一見、ビンテージピースかとも思われがちな氏の作品は、

荒々しく、豪快なため、オールドスタイルが好みの方にお勧めです。

当店では、NeedlesやSouth2 West8の洋服を選ばれる方が好んでらっしゃるイメージ。

 

 

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次に、Ruben Saufkie。

いまご覧いただいてる中にも、彼の作品を付けてらっしゃる方がいるのではないでしょうか。

当店では長くから推してきたアーティストになります。

彼のトゥーファーキャストはメラメラとした独特な凹凸が特徴的。

HOPI族の中でも変わった構図と、正確無比な美しいオーバーレイが、

トゥーファーキャストを用いることによってより立体的に映し出されます。

個人的にもこの作品は気になります。

 

 

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最後に、 Edison Cummings。

インレイワークとトゥーファーキャストを高い次元で駆使するアーティストです。

彼の作品を初めて見た時は、素人目にもインパクトを覚えました。

それくらい強烈で、色の濃い作品。

表面もゴツゴツしていて、男らしさのある顔つきが特徴的。

ただ、綺麗だとか、美しいだとか真逆の印象を受けるのもまた彼の魅力だと思います。

 

 

実は、スターの部分もトゥーファーキャスト。

インディアンジュエリーは奥が深い!!

 

 

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