- UPDATE: 2019.7.1
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Vol.3986【Indian Jewelry:Pat Pruitt】
本日【Roots】を更新しました。
ショップブログと並行してアーティスト毎にジュエリーを紹介していきますので、
宜しければ併せてチェックしてみてください。
またOnline Shopのイベント特設ページも更新しております。こちらもぜひご覧ください。
本日紹介するのは、当店でも徐々に定着してきたこちらのアーティスト。
最先端と称される彼の作品は、いつも私たちをワクワクさせてくれます。
Indian Jewelry:Pat Pruitt
インディアンジュエリーの伝統を理解したうえで、
新たなアプローチで作品を生み出すPat Pruitt。
シルバーにターコイズ。
そんなイメージのインディアンジュエリーですが、彼が使用するのはステンレスやジルコニウム。
ジュエリー的用途のシルバーに対して、工業的な用途に用いられる金属を好みます。
そこにサメやエイの革、ラバーといった「柔らかい」素材を組み合わせ、
どこか都会的で、オリジナリティ溢れるジュエリーを制作します。
彼の作品は素材だけではなく、その製法もとてもユニーク。
インディアンジュエリーは基本的にアーティスト自身の「手」によって、
糸鋸やタガネを用いてデザインが刻まれます。
ですがPatが用いるステンレスやジルコニウムは非常に硬く、手で加工を施すことができません。
そこで彼はデザインを起こし、工業用の機械を用いて形作っていきます。
特長的な模様も同様で、デザインされたものがレーザーによって描かれます。
Ernie ListerやEddie Scott Kohtalawvaの作品が「温かみのあるジュエリー」だとすれば、
Pat Pruittの場合は「冷たいジュエリー」だと個人的には感じます。
伝統的な技法を重んじるインディアンジュエリーの世界において
これだけ革新的なことをすれば、バッシングも相当なものだったと思います。
だからこそ、コンテストで賞を受賞するようにまでなったPat Pruittは、
ジュエリー制作に並々ならぬ信念を持っていることが窺えます。
そんな彼の作品にも、今回のイベントでは注目してみてください。
【Event】
doo-bop Indian Jewelry Fair 2019
【Roots】
【Column】
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