Top > doo-bop : Tokura

直感でのジュエリー選びを。

今週末までとなったWinter Indian Jewelry Fair。

中島や塚本ほど Indian Jewelry の知識が有るわけではない自分ですが、

だからこそ直感で、ただ「欲しい」と、そう思ったアイテム。

Edison Cummingsのリングには、無言の圧力を感じています。


暴れる様な力強さ、荒々しさ。

https://www.doo-bop.com/shopping/products/list.php?txtKeyword=Edison+Cummings&Submit=%3E


限りなく繊細なジュエリーを神業と名付けたなら、

彼の作品は悪魔の所業とでも呼ぶべきかもしれません。

それ程までに一際目を惹く異質なジュエリーです。


なぜここまでの圧迫感めいた強さが生まれるのか?


それは彼の得意とするトゥファキャスト、そしてストーン使い、その選定の巧みさ。

使用されているキングマンターコイズやシャイアンターコイズは深いブルーと黒や茶といったマトリックのコントラストが美しく、ジュエリーに重厚感と緊張感すら与えます。

トゥファキャストによる陰影ある質感が更なる威圧感を迸らせ、

素通りが出来ない「圧力」を生み出しています。


同様に目を奪うインレイによるリングも。


スギライトやターコイズを主とした地層の様に連なるインレイ。

大地が生み出したダイレクトな強さを一つのリングに閉じ込め、

彼の信念をも込められた雄々しい美しさがあります。


繊細さだけでない Indian Jewelryの幅広さ。

「こんなのもあるのか」と新しい発見の連続です。

初めは勿論直感で構いません。

好きなものを見つけると、大袈裟でなく人生が豊かになるのを感じて頂けます。