- UPDATE : 2022.3.13
琉球藍研究所:SOUTH MADE
沖縄伝統の染料、『琉球藍』
その文化を引き継ぐ研究所で生み出された藍染による作品が
遠く離れたこの滋賀の地へやって来ます
【Date】
03.19 Sat ~ 03.27 Sun
【Contents】
藍染の体験会を開催(19日と20日のみ。14時開始予定)
藍染製品の販売(詳細はページ下記をご覧ください)
『GERMAN TRAINER』の藍染受注(私物持ち込みもご相談ください)
・藍染体験会(ワークショップ)
ご持参いただいた私物の洋服を『ご自身の手』で実際に藍染していただけます
開催日時:3月19日、20日。両日とも14時開始予定
所要時間:染めたい濃度によりますが、30分~1時間程度を見ておいてください
※化学繊維(ナイロンやポリエステル)が用いられているものや、色の濃い洋服は染めることが難しいです
※染料がつく可能性がございますので、出来るだけ濃い色のお洋服をご着用の上お越しください
※実際の『本藍染』の工程ではなく、体験会用に調節された染色になります
※参加費用(それぞれ1点での価格となります)
Tシャツ、シャツ:4,000円(税抜)
スウェット、ボトムス:10,000円 (税抜)
バンダナ、ソックス:1,500円 (税抜)
・パキプスオブジェ
琉球藍研究所が携わっている藍染作品の中で、特に奇妙なものがこちら。
塊根植物の王様とも称される『オペルクリカリア・パキプス』を琉球藍で贅沢に染め上げたオブジェです。
天然植物と天然染料『琉球藍』の組み合わせはオブジェに相応しく全てが1点もの。
天然モノならではの美しさや力強さを感じていただけます。
オペルクリカリア・パキプスは、ウルシ科オペルクリカリア属の塊根植物。
マダガスカル島の限られたエリアのみに自生する希少種であり、
その独特な容姿から多くの植物ファン憧れの存在でもあります。
ワシントン条約Ⅱ類に指定され、現地で厳重に保護されているため、毎年決められた数の株だけ流通します。
(生木であれば20~30万円ほどで取引されています)
現地から輸入される株は、検疫のために根っこを切断された『未発根株』と呼ばれる状態で輸入されます。
発根させるためにはテクニックが必要で、
植物を生業とするプロの方でも発根率は低く非常に難しいとされています。
オブジェに使用しているオペルクリカリア・パキプスは、写真のように発根せずに枯れ木となったもの。
その中から形状のいいものだけを厳選して使用しています。
オブジェの土台には、琉球石灰岩を使用しています。
琉球石灰岩は、沖縄の海と珊瑚がつくりだした貴重な国産ライムストーンです。
自然で優しい色合いが特徴で、沖縄では首里城の石畳をはじめ、様々な建築物で使用されています。
価格:34,000円~150,000円(税抜)
・ディアホーンオブジェ
当店でも馴染みのあるディアホーン、
それを琉球藍で染め上げたオブジェになります。勿論こちらも全てが1点もの。
しっかりと藍に染まった部分と、骨の白さが浮き出た部分のコントラストが、強く目を引き付けます。
動物の美しさや力強さ、そして『気持ちの悪い格好良さ』を感じていただける作品です。
古くから縁起物として親しまれてたディアホーン。
神の使いとされてきた鹿の角は厄除けや勝利の象徴として戦国武将が決戦に挑む際の兜につけられたり、
1年毎に生え変わることから、稲作が主流だった日本人にとって豊穣のシンボルとされてきました。
価格(角のみ):28,000円(税抜)
(頭付き):98,000円~110,000円(税抜)
・藍染GERMAN TRAINER
当店で長年展開をしている『GERMAN TRAINER』を琉球藍で染色。
アッパーのレザーから靴紐、ガムソールに至るまで、鮮やかな藍色に染まりました。
こちらは即売ではなく、店頭の『GERMAN TRAINER』をご購入いただいた上で、
沖縄に送り藍染を施していただく流れとなります。
さらにイベント期間中は私物のスニーカーをお持ち込みいただくことで、藍染依頼をお受けいたします。
藍染スニーカーにご興味がございましたら、ぜひご持参ください。
※藍染には2週間から3週間ほど要します
※汚れが付いていると染めにムラが生じますので、汚れを落としてからお持ち込みください
スニーカー藍染価格:15,000円(税抜)