かたちになるまでの過程。
こんばんは。
本日はひとつの洋服が出来上がるまでについてお話しさせていただきます。
ご好評いただいておりますMcLaughlin。
中島のアイデアから生まれたパンツは様々な方の協力の元、
形となっております。
素材選び。
浮かぶイメージと生地の雰囲気。
じわじわと輪郭が出来て具現化していく第一歩。
余談ですが、生地端の色が変わっている部分が生地耳。
デニムパンツで赤耳と言われるのはこの部分が赤色だから。
パターン。
いわゆる設計図。
着心地やシルエットを大きく左右する洋服づくりには必要不可欠なモノ。
生地の縮率によっても微調整されることも多いパターンは確かな経験と豊かな発想力のパタンナーがいらっしゃるからこそ。
マクラフリンの場合、SからLサイズまでの前立てやポケットなど細かなパターンでもこれだけ。
このパターンを基に裁断され縫製されてまいります。
パターンを近くで見ると。
例えばバックポケット。
ステッチの幅や配置、細かく指示が記入されております。
形になった時にディティールと称される部分ですが、一針づつ形に起こしていただく縫製職の方のおかげ。
今回指定させていただいた、ポケットの丸いステッチは熟練の技術の賜物です。
数多くの方の協力があってこそ生み出される洋服。
形になったものを楽しむことが大前提かとは思いますが、
過程を知っていただくことでより愛着を持って着用していただけるのではないでしょうか。
店頭ではパターンをご用意しております。
ご興味ございましたらお気軽にお声がけください。
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