いぶし銀Steve Arviso。
Indian Jewelry Fairも残すところ6日(土)7日(日)の2日間。
今回のブログはナバホ族のアーティストSteve Arvisoの作品にフォーカスしてご紹介させていただきます。
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じんわりと心に響く氏の作品たち。
そこには分かりやすい煌びやかさはなく、ひたすらにジュエリー作りに向き合ってからこその、
ひたむきな姿勢や熟練された高い技術力を感じさせます。
ジュエリー製作をはじめて約40年のベテラン、いぶし銀な作品をご覧ください。
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Steve Arvisoと言えばのチゼルワーク。
中心部の鏡面仕上げのシルバーと細かな両サイドのスタンプワークが魅力的な作品。
多くのアーティストが扱うモチーフだからこそ趣味や性格が作品に反映され、
差が生まれるように感じます。
Steve Arvisoのチゼルは中心部の柔らかな膨らみと、
丁寧かつ力のこもったスタンプワークの対比がお見事です。
シンプルだからこそ作者の技量が素直に表れているように感じます。
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Steve Arviso Twist Wire Ring
2本のツイストワイヤーでシルバーバーを挟み込んだこちらのリング。
別名『イリュージョンリング』とも称され、同一の幅ですが、
目の錯覚により、リング幅が変わって映るよう設計されています。
小指側が太く見えるでしょうか。
非常に不思議な感覚を憶えます。
ただし不思議だから良いというわけではなく、
ジュエリーとして着用した際も魅力的という点でお勧め出来ます。
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Steve Arviso Horse Whisperer Ring
こちらも Steve Arvisoを象徴する作品。
馬具からインスピレーションを受けたデザインです。
作品名の『Horse whisperer』とは馬へ語りかけ馬と心をひとつにする人のことをさす言葉。
氏自身がカウボーイとして馬を育て調教するというバックグラウンドを持っています。
そんなライフスタイルを反映させたリングは、上品さも感じさせる仕上がりです。
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ラウンドとツイスト、2つのワイヤーを捻じり合わせた細幅のリング。
リズミカルなツイストデザインは、深み有り。
力強いナロータイプは、探し出すと中々見かけないかと。
単体でも良いですし、重ねて他のジュエリーとのミックスをお楽しみいただくのも良さそうです。
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細かくカットしたワイヤーをロウ付けしたユニークなリング。
主観ですが、Steve Arvisoの作品は連続性のあるデザインのハマり方が素晴らしいように感じます。
Steve Arvisoのデザインは共通してシンプルで力強く。
決してスタイルの邪魔をせずに、着用者のキャラクターの一部となりえます。
装いによって、付け替えるのもファッションにおいて楽しいところですが、
もう少し深いところで身に着けるものをお探しでしたら、Steve Arvisoのジュエリーはお勧めです。
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