【AURALEE】ニットを選ぶその理由
2015年に登場し、瞬く間にファッションシーンに浸透したAURALEE。
当店でもファーストシーズンから取り扱いをさせていただいており、
中でもニットには力を入れて展開してきました。
実はブランドが開始する以前から注意深く目を光らせていた、
デザイナーの岩井様がつくるニット。
素材の上質さはもちろんですが、その「編立の良さ」に惹かれたのです。
肩の接ぎ目やネック周りの減らし目など、「編み目までデザイン」された洋服からは、
作り手のニットへかける情熱が伝わってきます。
今回は『なぜこのニットを選んだのか』というテーマで、
今シーズン当店で展開しているアイテムを改めてご紹介させていただきます。
#1:SUPER FINE WOOL RIB KNIT BIG P/O
Black・Dark Blue・Brown
当店では毎シーズン欠かさずセレクトしている、あぜ編みのニット。
AURALEEのニットを代表するシリーズとして、
まず初めに手に取っていただきたいという想いで。
肩回りに見られる、編みによって生み出されたデザイン。
この複雑な編み目は、ぜひ実物をご覧になっていただきたく。
加えて、こちらの品番で注目していただきたいのは「リブの無い裾」。
緊張感がなく、ストンと落ちたボディ。
普段ニットと言われてイメージするであろうものとは、明らかに異なる雰囲気に。
ニットでありながら、まるでロンTを着ているかのような感覚に陥るアイテムです。
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#2:SUPER FINE WOOL RIB KNIT TURTLE NECK P/O
同じくあぜ編みのシリーズから。
こちらは裾にリブの付いた、見た目にも暖かいタートルネック。
「保温性」というニット本来の重要な機能を特に感じていただける、
寒がりな方のためにセレクトした品番です。
きつすぎず緩すぎず、絶妙なテンションのリブ。
これにより服の中に空気をこもらせ、暖かい空間を作り出してくれます。
また、身体を温めるために重要な首周り。
高さのあるネックが首を優しく包み込み、冬の寒さを凌ぐ力を与えてくれます。
そしてタートルネックになることでより実感していただけるのが、
AURALEEが使用する素材の良さ。
不愉快なチクチクとした感触は全く無く、
肌が敏感な方でも安心して着用していただけます。
「素材作りからデザインと考える」
ブランドの拘りを感じていただける1枚に仕上がっています。
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#3:BABY CASHMERE KNIT P/O
「これほど贅沢なカシミアは、そうはお目にかかれない」と、
ただただ生地に圧倒されてセレクトした、ベビーカシミア100%のニット。
人間の赤ちゃんと同じように、通常のカシミアよりも細く、柔らかな毛。
また身体が小さいため、1頭あたりからとれるのは僅かな量。
そのため通常のカシミアニットと比べ、はるかに手間がかかります。
さらにその中でも市場に出回ることが稀な、最高品質のベビーカシミアを使用した1枚は、
これまでに触れたことのない、あまりにも柔らかな質感。
サイドにスリットの入った、リラックス感溢れるフィッティング。
これは日本の風土に合った、理にかなったデザインであると考えています。
というのも、通常のウールよりも極めて高い保温性で知られるカシミア。
中でもベビーカシミアは別格の暖かさを誇ります。
しかし日本の気候に当てはめたとき、それは少し過ぎたスペックに。
そこであえてルーズなデザインを採用することによって、
空気の循環が生まれ、丁度良いと思える暖かさへと調整されるのです。
デザインと機能性の両立、ぜひ体感してください。
そしてもう1つ、「毛本来の色」というのも当店がお勧めしたいポイント。
染色がされていない、自然そのままの優しい色合い。
このニットに身を包まれると、なんだか心まで癒されます。
ニットで見るAURALEE。
どちらも自信を持ってお勧めできるアイテムです。
寒い季節を共に過ごす相棒として、
ご興味を持っていただけましたら幸いです。